安倍政権

描主宇田川浩行K#F85E
下描き希哲9年(2015年)
10月06日 15:11
利承
ライセンス
希哲館普通利承(KULクール
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どんな民主党の突き上げにも耐えたトランプ政権が,どんなデモにも耐えた習政権が,どんな疑惑追求にも耐えた安倍政権が,どんな制裁にも耐えたイランが,世界中の体制が新型コロナウイルスでかつてないほど揺れている。人間無力を目の当たりにしているな。

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一方で,その安倍政権に対して,意外と国民冷静で,その点は日本人も捨てたもんじゃないな,と思う。ほとんどが消極的支持で,支持率は油断出来るほど高くはないし,選挙でそれなりに批判的な結果も出る。

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個人的には,桜を見る会の正しさとかより,安倍政権がどのように大衆心理を掴んでいったか,という過程に興味がある。極めて属人的だったカリスマ型の小泉政権とは明らかに違って,地味だった安倍さんがここまで足場を固めるには相応のノウハウがあるはずで。

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そういう意味では,安倍政権の「統治」は非常に巧妙とも言える。そういうのを「愚民政策」と言うわけだが。

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名前ローマ字表記名字を先にする方針,現政権で久しぶりに評価出来る仕事だ。ただ,欲を言えば日本人ローマ字を書くことより,世界の人々が日本語を読み書き出来るようにすることを目指すべき。

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日本政府韓国に対する威圧的な態度,米国に対する卑屈な態度を見て,「卑しい」「恥ずかしい」と感じるかどうかって,割と性格を象徴する部分だなと思う。私はもちろん,日本人として物凄く情けない気分なのだが。

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反政権の人達は,安倍さんを悪魔のように言うが,私はむしろ安倍さんのコワさは「異常な環境に置かれた普通の人」というところにあると思っている。普通の人だから普通に狭量なところがあるし,普通に柔弱だし,普通に欲もある。その普通さへの安心感が安定した支持率の源でもあったが,長期化で「神格化された普通の人」になるとやっぱり危ない。変に悪魔化するとそのリアルな危なさが伝わらないのを危惧している。

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今日の朝も書いたことだが,今の安倍政権がやっていることの情けなさをしっかり感じた上で,あくまでも現実的な脱米を模索していくことがこれからの日本の課題。

対米従属と愛国心

https://kitetu.com/KNo.F85E/A-5B28-C393

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ただ,天皇安売りはいけない。これでトランプがみっともなく失脚したら日本の歴史にも今上陛下の顔にも泥を塗ったことになる。その責任を負う覚悟があってやっていると思いたい。

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そういう意味で安倍晋三氏は強い。氏より有能な政治家はいくらでもいるだろうが,より無難だと感じられる政治家はほとんどいない。発揮出来ない有能さよりも安定して平凡さを発揮出来ることは現代の政治において馬鹿に出来ない。安倍政権はそれだけで持っているようなもの。

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トランプ訪日は屈辱といえば屈辱だが,安倍政権の汚点として後々利用出来るのでむしろ盛大にやってもらいたいという気分で,落ち着いてしまっている。

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私はすでに「希哲時代宣言」を行っており,平成後は上皇派として希哲民主主義に基く「希哲日本」を率いる覚悟だ。「暗愚の枢軸」ことトランプ政権とそれに隷属する安倍政権が率いる「令和日本」とはここで袂を分かつことになるだろう。

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ドナルド・トランプヒラリーに総得票数で約300万票負け,当選後も支持率が不支持率を上回ったことがない「アメリカ人の多数派に否定され続けている大統領」であることは日本ではあまり知られていない。安倍政権のように支持率が過半数を越えないだけで多数派が黙認している政権とは違い,これは異例中の異例。

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国民政治への関心・信任程度が下がると候補者の質と投票率が下がり,一部の特定思想を持ち投票意欲の高い有権者が国全体の代表者を生み出すことになる。これを私は「空き巣政治」と呼ぶ。代表的なのは勿論トランプ政権だが,安倍政権も消極的支持者に支えられているという意味ではこれに近い。

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お笑い安倍政権を批判したいなら,政権の「ありのままの滑稽さ」を表現すればいい。大衆の無知と憎悪を利用したアメリカ大統領に誰よりも媚びへつらい,ノーベル平和賞に推薦し,国賓として招こうというオトボケ首相がいる「美しい国」なんて,何の脚色もせずに喜劇でしかない現実だと思うが。

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安倍政権の不祥事は,安倍さんの資質というより,長期政権の性質という気がしている。そもそも安倍さんは「無難な選択肢」として国民に選ばれているのだから,他に無難な人がいれば「換気のための首相交代」はあってもいいというか,ないとどうしても風通しは悪くなっていくだろう。ただ意外と安倍さんくらい平凡なイメージの政治家って少ない。みんな良くも悪くも尖ったところがあって,何か「やらかしそう」な感じがしてしまう。

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安倍政権支持者は政権の問題を過小評価し野党の問題を過大評価する傾向にあるが,それにしても野党の無策ぶりというのは世界共通だなとも思う。ただそれも結局は「現代政治の思想的行き詰まり」の問題であって,政治家や有権者個人の問題ではない。説得力のある「理想」を誰も語れないから保守以外の選択肢が無いだけで。真っ暗闇で無闇に歩き回れないのと同じ。

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安倍政権が問題というより,「民主党時代よりはマシ」「野党よりはマシ」であらゆる問題が矮小化されてしまう現状にはちょっと危機感を覚える。これが政治的麻痺というやつなんだよな……。

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ただちょっと笑い事ではないかもしれない,と思うのは,「令和」はもしかしたら日本の分断の象徴になってしまうかもしれないから。例えば安倍政権の熱烈な支持者は「素晴らしい,これに文句を付けるとは何事だ」と言うだろうが,「普遍的な魅力に欠ける」ということは新元号が「踏み絵」的なものにされかねないよな,とか。

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