少なくとも一日に一つのペースで,随筆的なまとまった文章の公開を習慣付けようと努力していたのだが,6月はじめの描出から半年近く間を空けてしまった。
筆が止まったきっかけは,5月末の「10年代後半のネット動向について」と題した描出だった。2010年代後半におけるインターネット文化の動向について考察したものだが,自分で書いていて,自分で触発されてしまった。考えてみると,その内容はほとんど知機・虎哲を中心に自分で準備してきたことだったのだが,どの要素技術も幅広く中途半端な状態であることを痛感した。そこでしばらく虎哲開発に没頭していたというわけだ。
その甲斐あって,この半年で虎哲は目覚しく進歩した。Cμ をはじめとする言語群の整備が大きく進んで保守性も高まり,月庭を支えているイチの性能も飛躍的に向上した。
まだまだ課題は山積しているが,文章を書くということも希哲館の重要な仕事のうちなので,これ以上休んでもいられない。というわけで,今日から本格的に一日一章を再開する。