『ウィトゲンシュタイン 哲学宗教日記』は,ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの日記をイルゼ・ゾマヴィラが編集した書籍である。
ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの『哲学宗教日記』を読み終えた。文章量は少ないが,寝る前に少しずつ読み進めたので1週間ほどかかった。
全体としては予想通りの内容だった。近いうちに,私の言語演劇論などと合わせて整理したい。
ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの『哲学宗教日記』を読んでいる。
ウィトゲンシュタインの思想はもちろんだが,個人的に興味深いのは,こうした極めて内面的な記録が出版され,社会的に共有されるということ自体の意義だ。私がデルンや月庭の開発で意識してきたのは,こういう哲学者達の覚書や日記の類だった。つまり,デルンの主目的は,思考を助けると同時に,思考の過程をそのまま表現にする(インタープット)という仕組みを作ることだった。