技術者

描主宇田川浩行K#F85E
下描き希哲7年(2013年)
06月22日 20:07
利承
ライセンス
希哲館普通利承(KULクール
この描出は「素描」です。
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結局,理論上どんなに世界のためになる優れた技術であろうと,実際に人が使いたいと思えるか,使って利益を感じられるかどうか,そこを見失うと望事プロジェクト)は失敗する。分かってはいても技術者は陥りがちななので自戒

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それが現代ではどうかと言えば,情技(IT)なんかでは漢語どころか国語苦手という技術者英語文献カタカナ訳して広めているという状況がある。

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最近,希哲館訳語が自分の中で再燃している理由に,論組(プログラミング)教育の問題がある。これまでのカタカナ語悪訳まみれの情技(IT)日本語も,我々大人の技術者達が騙し騙し使っている分にはまだよかった。極めて現実的な問題として,これを子供達に教えるとなると,正直私は罪悪感を禁じえない。

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情技(IT)企業経営者技術者であるべきで,その逆もまたしかり。なぜなら,両者は本質的に不可分だから。

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よく,日本の情技(IT)企業経営者には技術者が少ない,とは言うが,経営から交度化コーディング)まで一人でやっているおかげで,小さな企業でも1週間はかかる意思決定1分で出来る私ですらこれだけ苦労しているのだから,素人技術者を雇ってどうこうしようというのがいかに馬鹿なことか……。

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日本論組(プログラミング)教育危機感を覚える理由の一つに,「カタカナ語悪訳」が多過ぎるということがある。これまでは下手な翻訳でも何となく技術者たちが汲み取ってきたが,子供たちに教えた時,「国語で習っている日本語と違う」という疑問に答えられるのか。

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そんな作業をしながら感じたことだが,「理腑」(リファクタリング)という希哲館訳語,これ以上の翻訳語日本語ではありえないので,是非使ってほしい。というか,技術者なら悪いことは言わないから無理にでも使え。リファクタリングとは「腑を理(おさ)める」こと。この表現を使わないだけで技術者として損している。

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日本の情技(IT)業界人がよく言う,「投資家がいない」とか「技術者の待遇が悪い」という話,結局「誰かが助けてくれれば出来るのに」という人頼み精神性で通底している。投資家は気骨のある起業家投資して利益を出すのが仕事,経営者は良い人材を使って利益を出すのが仕事,では問題は?というところに気付かないとまずい。

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最適解というのは当然問題によって変わるのだが,技術者としてどういう技術を身につけ何を開発するかという時,日本人の多くは既知の問題に対する最適解を探そうとする。しかし,アメリカ人は未知の問題を探してそれに必要な技術を適用する。

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技術者でも,「政治とは無関係のお花畑のような世界」で生きられると思っている人が少なくない。そんな世界はどこにもないのだが……。

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日本には,知識豊富で丁寧で繊細な仕事が出来る優秀な技術者が多くいる。ただ,情技(IT)産業はそれだけで成功出来る世界ではないので,その才能の多くが活かされないまま空回りしている現状がある。いま一番必要なのは,そうした才能を生産的な方向に向ける指導者だ。

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最近,日本の情技(IT)業界の問題の一つとして,技術者が主体性を持ち業界の主導権を取りにいかない,ということを指摘していたが,これにも繋がってくる話だと思う。要するに,力が無くても,雇われでも,社畜でも,日本人には「我慢出来てしまう」という問題がある。

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技術者にはカタカナ語がなぜ駄目なのか分かりにくいかもしれないが,仮名はあくまでも日本語に合わせて単純化したもので,当然だが表音文字としてラテン文字と同格ではないし,どうしても漢字で表わしにくい語を表現する補完的な手段というのが合理的な位置付け。何でもカタカナ化するのは日本語の機能劣化でしかない。

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昔から,アメリカの情技(IT)企業の経営者には技術者が多いということが言われているが,これってどちらかというと「経営者は技術を理解出来なくてはいけない」という語られ方が日本では多かった。本当は「技術者が経営出来なくてはいけない」という問題だったのかもしれない。

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