素材関連の描線。
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}(36)調子を整えるため,今日は臨時休業にした。ようやくまともな睡眠が取れたこともあってか,顔色もだいぶ明るくなってきた。
新型コロナワクチン接種の予約も済ませた。これまで考える余裕も無かった。
ふと,以前使っていたようなニット帽がまた欲しくなり,ショッピングセンターに探しに行った。
確か,誕生日にもらったものだ。もともと帽子嫌いだったためしばらく使わなかったが,日本橋に居た頃,折り畳み自転車に乗る時に被り始めてから便利なことに気付いた。それから穴があく何年か前までよく使っていた。整髪の負担軽減や紫外線対策になり,ついでにお洒落としても評判が良かった。
しかし,素材や厚みなど同じようなものが見つからなかった。サマーニット帽という奴なのか,薄手で一年中使えるものだったが,いまその辺の店舗に置いてあるものは大体厚い。
結局,一時凌ぎでアディダスのランニングキャップを買って来た。これでも散歩や近所での買い出し程度の外出には十分使えるだろう。
ニット帽はネットではそれらしいものが色々見つかるが,流石に画像だけでは何とも言えないのでじっくり探すことにした。一応,当時の物に近そうな物を試しに一つ注文しておいた。
ニット帽について考えていたら,折り畳み自転車についても色々思い出した。デライト収益目標達成を果して,もう少しぶらぶらする時間的余裕が出来たらまた欲しい。
当時乗っていたのはダホンの Speed P8 だった。今の後継製品は Speed Falco らしいが,14インチの K3 に人気が集まっているようだ。確かに,折り畳みである以上走行性能より可搬性に惹かれてしまう。ロードスターに積めるというのも大きい。
ここまで思い出したら,久しぶりに『希希遊記』についても考えてしまった。
やや軌道から逸れながらも,それを補う程度には成果を出している新生デライト開発に負けず劣らず,輪郭整備が最近意外な発展を遂げている。
律動的集中生活に入ってから,朝の輪郭整備や朝のデライト宣伝のような日課としての描出は休止しているが,ここのところ,作業の合間などでついつい輪郭整備に時間を費してしまう。
デライト自体が日に日に快適になっていること,描出手法が洗練されてきたこと,素材として利用出来る輪郭も充実してきたことなどで,単純に描出が楽しく,ハマってしまっている。中毒性があるのはネットサービスとしては良いことだが,新生デライト開発の時間を奪ってしまっている面もある。
ただ,輪郭整備は,見本,献典拡充,SEO,手定め,学習など,多方面に効果のある作業だ。確実にデライトの肥やしになっているという感触もあるので悪いとも言い切れず,少し戸惑っている。
少し気持ちも落ち着いてきたため,利楽しながら作業を進めた。それでも並程度の進捗ぶりではあった。
短期集中生活とはいえ小休養の必要は感じながらも,連日興奮気味でまともに睡眠も取れないということが続いていた。ここで少し呼吸を整えたい。
一日一文の歴史を遡っていて,久しぶりにブログ『道草録』を思い出した。希哲館事業最初期から WordPress で運営していたブログで,ある面でデルンの前身と言えなくもない。この「道草」という言葉は,希哲館事業の途方もない大きさを前に全てが手探りだった当時の心境をよく表している。色々な想い出が蘇えり,少し涙ぐんでしまった。
題名も気に入っていたので,希哲8年頃に私の随筆集として『道草録』を再始動させようと考えたこともあったが,何となく立ち消えになっていた。一日一章を始めて間もない頃だったので,いずれ関連させようとは思っていたのだろう。
ここで,一日一文を『道草録』の素材にすることを思い付いた。これも一つの希哲館累新だ。
考えてみれば,月庭・デライト転送の開始以後,kitetu.com から窓口になるような献典が無くなっていた。ほぼ毎日書いている文章といえば『希哲日記』だが,これは当時の心境や事実を記録することに主眼を置いたもので,人に読ませることを意識したものではない。『希哲日記』に書き切れないことを書いておく所としても『道草録』という題名は好ましい。
読み手を意識した文章として,メリハリを付けるためにも一日一文には敬体を使おうかと思ったが,気を使い過ぎて書きにくくなってしまう恐れがある。多少ぶっきら棒なくらいが良さそうなので,まずは常体で書き始めることにした。
続けるのが難しかった最大の理由は,書き始めるとついつい凝り過ぎてしまうということにあった。1時間以内で書こうと思っていても,結局数時間かけてしまうことが多かった。それが普通になると書き始めるのにも気力が必要になってしまう。