これまで作業の障害になっていた手定め環境と本番環境の非同期状態を解消するため,手定め環境で崩れている月庭の領当て修正作業に入る。
とりあえずは簡単な調整のみにして,本格的な調整はデライト再公開後に行う予定だったが,調べていくと,ほとんど譜類や設定の不整合状態であることが分かった。これを解消すればほぼ本番環境の状態が再現出来るため,長らく不整合状態にあったスクリプトや下装書の整理を始めた。
その過程で,Aejs に残っていた jQuery 依存部分を排除することにした。長いこと悩んでいた Masonry の代替は下装書の段組で簡単に実現出来ることに気付いた。
廃止を決めていた tpl/CSS/ を整理し,全ての下装書を pub/ss/ に統合した。ここで,微妙に装体が崩れるという問題に悩まされた。調査していくと,style 要素 内で先頭にある選択子が上手く認識されていないことが分かり,これが Sass の出力で BOM が入っているせいと判明。SySS からの変換実装は何度か変遷しているため,tpl/CSS/ 以下の譜類が追随していなかったらしい。
結局,mk で BOM を削除するようにして解決した。問題発生から解消まで約2時間ほどかかったが,長年触り辛かった部分を大胆に整理出来たのは進歩だろう。