希哲14年7月21日,K#9-D657 氏の提案から,自己の輪郭を表現するために復活させることを考え,用語化。
朝,右吹き描きはやはり右横書き等への対応に使うべきという考えが強くなり,自輪郭に使う代替案を探し始めていた。
そんな時,K#9-D657 氏の描き出しを見て,そもそも吹き出し感に拘り過ぎていることに気付いた。自輪郭の自我アイコンは省略しているが,鼻を残していたためやはり吹き出し状に見えた。これだと,どうしてもインスタント メッセンジャー風に左右に振り分けたくなってしまう。
自輪郭は中央寄りで,他輪郭は左から吹き出してくる,という形でも十分直感的ではある。折角試行錯誤を重ねて作った鼻付き吹き描きを一部とはいえ鼻無しに戻す,という考えに辿りつくのは自分だけなら時間がかかっただろう。これも面白い開発者心理だと思った。
ここで,鼻付き吹き描き以前の「鼻無し吹き描き」を自輪郭のために復活させることにした。
ただ,角の形を変えるのは難しかった。自分でも数時間試行錯誤したが,現状の吹き描きは波括弧を象りつつ自己相似になっており,どう変えても徹案上の整合性が取れない。とりあえず,鼻無し吹き描きの輪郭線を太くするという方法で凌ぐことにした。
この日最大の収穫は,吹き描きの理論的根拠を手に入れたことだった。吹き描きも膨大な試行錯誤の結果こういう形になっているが,どちらかといえば直感頼りで,なぜこの形でなければいけないのか,その理由が自分でも把握しきれていなかった。ルービックキューブのように散々いじり回して,あまりの隙の無さに自分でも驚いた。
そして,早く試して早く過ちに気付けたことも大きかった。前日,前後景一覧整備の中で最も簡単に実装出来そうということから着手して,すぐに出振るいして,すぐに違和感に気付き,用者から反応してもらわなければ,その後の開発にもかなりの無駄が生じていただろう。右吹き描きにも右横書きという新しい活用法が見つかり,無駄にならなかった。
自分で思っていた通りに上手く行ったこともある。20日4歩で考えた通り,前後景部の輪符を表示し分けたが,これはなかなか愉快で,交鳴通類としてのデライトの可能性が感じられた。
あとは,散歩しながらデライトの ActivityPub 対応について少し再考した。これまで,ActivityPub に対応することが集客の観点からデライト収益化に役立つのではないかと思っていたが,ここに来てより現実的になったのか,これは難しい気がしてきた。
多少の話題性はあるかもしれないが,デライトの魅力ではなく ActivityPub の魅力で呼び込める人数は高が知れている。最悪の場合,余計な負荷だけを背負い込むことになりかねない。デライトの魅力が伝われば ActivityPub に頼る必要はない。今はあくまでもデライトの魅力を高めることに専念して,収益化を実現して余力が出来てからの話だろう。
dimgray
}{black
}{自輪郭}{他輪郭}{希哲14年7月22日の開発}(48)昨日,自輪郭のための右吹き描き代替案を模索しながら,形状を変える余地の小さい吹き描きにおける輪郭線の重要性を再認識したため,2本の輪郭線を「中景線」「後景線」,あわせて「中後景線」と呼ぶことにした。これまでは装飾に近いものとして感覚的に扱っていて,特に名前も与えていなかったが,これからは用合い上重要な要素として扱う。
昨日から鼻無し吹き描きを自輪郭の表示に使うようになったが,これだけでは自他の視認に不十分であるため,中後景線を2pxの太さにし,目立ち過ぎないように色は black(#000000)から dimgray にした。
しかし,なぜか他輪郭に使う従来の鼻付き吹き描きと不調和な感じが拭えなかった。どうもこれは,1px・black の中後景線が目立ち過ぎているせいだと気付いた。自輪郭を探すつもりで輪郭一覧を流し読みしている時,どうしても他輪郭に視線が引っかかる感覚がある。よく見れば線の太さの違いは分かるが,感覚的な目立ち方にあまり差が無い。
もともと,吹き描きは当初から1px・blackだった。これはどちらかといえば自輪郭のために適度に目立つようにしたもので,確か薄くしたこともあったが,その時はかえってぼんやりし過ぎるという理由で採用出来なかった。これをそのままにしていたので,折角太めにした自輪郭の中後景線と上手く対照効果が出ていない。これを同じ dimgray にすると丁度いい薄さになる。
いったん,全ての中後景線を dimgray で統一して終了。
#000000
}{dimgray
}{gray
}{希哲14年7月21日の開発}{4px}{一人称輪郭}{希哲14年7月21日の進捗時限}{希哲14年7月21日の進捗}(18)