{あれ K#F85E/5B28-5CB7}宇田川浩行 産業革命以来,世界経済はいわば開拓期に入った。ここで活躍したのがアングロ・サクソンの開拓者精神。それは一時的に出し抜いたに過ぎないので,広模(コモディティ)化が進むと人口の多い国が有利になる。これが「中国の台頭(復権)」という現象。
{あれ K#F85E/5B28-89AE}宇田川浩行 何度も言っているが,人口や国土は「量的国力」であり,経済における潜在力そのものだ。つまり,広模(コモディティ)化が進み,一人あたりの生産性が均質化されてくると,とうぜん中国のような量的大国に有利となる。この中で日本が勝つには,「質的大国」を目指すしかない。
{あれ K#F85E/5B28-82E8}宇田川浩行 結局のところ,人口や国土など「量的国力」がものをいうようになっているのは,国の産業が差別化し辛くなっていることを示唆している。産業の広模(コモディティ)化。ここでいかに「真似できないもの」を作れるかが,量的国力に限界がある日本にとっての死活問題。
{あれ K#F85E/4686-7DA8}宇田川浩行 情技(IT)企業がクラウドサービスに重点を移しているのも当然で,サービスそのものはプロプライエタリなものだから,OSS によって広模(コモディティ)化が進むと営利企業はそこに逃げ込まざるをえなくなる。Red Hat はそこを意識していたはず。