幹(扉)と実(独自性のある情報)以外に広告を付ける手法。
今日も大理容の代わりに大きな進展があった。大理容はこのまま3日延期することにした。
輪郭の正規 URI について,方針を検討。
大理腑の時点で path_vt を廃止していたため,そこから今日までは輪郭の URI に付加文字列の無い状態で月庭は動いていた。このまま知番のみで正規 URI とするか,知名を付けるかで迷っていた。サイトマップ配信再開のためにも必要なことだったため,ここで決断することにした。
最初は概ね,知名を付けず,知番のみで統一する方向で固まりつつあった。知名を含めると,SNS 等で共有するには写し貼りしにくかったり,URI の統一感や構造が一見して分かりにくくなる,などの問題があった。それを補うための説明文なり輪結用の URI を表示するのも美しくない気がした。ソーシャルボタンも可能な限り導入したくなかった。
環境的にも,宣伝解禁などといった希哲館事業の戦略の変化や,SNS の台頭と検索演心の相対的な影響力低下,ページ評価理積みの複雑化などで,昔ほど URI の文字列は重要ではなくなっている。
ただ,そもそも最近のデルン・月庭の変化が激しすぎて,SEO 的な影響を検証するのも難しい状況にあった。長尾戦略でもあることを考えると,わずかな優位性でも捨てがたい。また,知番だけの機械的な URI のみでは分かりにくい場面もありうる。結局,決定的な判断材料が無かった。
そんな時ふと,ある程度簡潔な知名のみを付加する折衷案的な方式を思い付いた。これなら,自動付加を考え始めた時から抱えていた,知名が長過ぎた場合どこで切るか,という問題も同時に解決出来る。
長尾戦略における尻尾の長い部分は知名が短いことが多く,共有されることが多い文章などは知名が長いことが多い,というそれぞれの傾向にも対応出来る。URI に含まれる文字列は検索語に対して簡潔であればあるほど効果的であるとされているため,これも理に適っている。
さらに,一気に全てを変えるよりはそれぞれの反応を検証しやすく,段階的な対応を取りやすい,と考えたところで採用を決定した。付加する知名の長さは,漢字5文字を目安として「URL エンコード後45文字以内」とした。
早速この 正規 URI をcanonical に設定し,301 転送で統一する修正を行った。
これにより,月庭の URI に関する大きな問題はほぼ解決,サイトマップを整えれば SEE も大きく前進する。
その他,月庭の方針について二つ決定。
一つは,月庭はこのまま独自性を維持し,デライトでは独自性を極力を抑えるという「二刀流」の採用。これまであった,月庭は独自性を出し過ぎではないか,デライトはもう少し独自性を出してもいいのではないか,という若干の迷いを捨てる。
もう一つは,現状のツイストの表示が枝葉末節広告の方針に違反しているのではないか,という懸念についてだが,これは許容することにした。ツイストの内容自体を目的で見る場所ではなく,個々のツイストは個別に閲覧出来るため,いわゆる「炎上」のための利用価値は限りなく低い,という判断から。
この二つに関してはここ一週間ほどの間に考えがまとまった。
3年前の開発で,知番を付けずに輪括弧で囲んだ語を全知検索で連続的に埋めていける機能を作ったが,当初こそ活用していたものの,上描き履歴の表示が煩わしいことや全知検索が遅かったこと,描出の頻度・密度が今より低かったこともあって自然と使わなくなっていた。
最近こうした問題が解決し,デルンを様々な記録に使うことも増えたため,しっかり使えるように整え直すことにした。まずはこの機能に「無番検索」という仮称を付け,まだ十分使えることを確かめた。