思考費用の一つにして最も重要なもの。
思考の原材料。
直書き URL(<a.URI>
)を font-size: 0.9em
の等幅フォントにした(URL 装体調整前後)。字間無しは昨年6月30日の開発からだが維持する。
直書き URL のある描写が読みにくい問題はずっと以前から感じていて,何度か調整しているが,一昨日の開発中にふと,「文字サイズを小さくしていない」ことに気付いた。
昨年6月30日の開発で字間無しにしているが,等幅フォントにして変に目立ち過ぎるという理由で戻したりもしている。この時になぜ文字サイズを小さくするという発想がなかったのか不思議だ。他にも問題が山積していて思考時間が割けず,灯台の下まで目が行かなかったか。
今回は <kbd>
や <code>
の装体について考えていたところだったので,その関連で気付けたのだろう。
文字サイズはやはり0.9emが丁度良い。0.8emにすると長い URL はともかく短い URL を提示する時に今度は目立たな過ぎる。
これにより,十分凝縮されメリハリが付いたので,予てから検討していた長い URL の省略については保留とすることにした。
長い URL の省略は,簡単なようでいざ導入しようとすると意外と難しい問題がある。
まず,デライト上の文書の傾向からいっても,「ちょっと長い」程度の URL は省略したくない。URL の全体が情報として有用な場合がしばしばある。このあたりはマイクロブログなどとは事情が異なる。
では,どこで省略すべきかという問題になるが,長い URL を許容すればするほど比較的短い URL の読みにくさが解消されないというジレンマがあった。これは装体の調整で解決した。
そもそも輪結記法([ ... ]
)もあるので,現状維持で特に困ることはないだろう。そのうち https://example.com/abc ... xyx
のような省略記法を導入してもいい。
ただ,パーセント符号化の復号はしたい。これは昨年3月22日2歩で決めていたことだが,少し面倒臭い部分がありいまだに実現していない。
当面の作業目標が定まり,ここ数日,晴れそうで晴れなかった頭のもやもやがようやく晴れた。
新生デライト開発では,開発効率に加えて収益目標達成に繋がる集客効果も加味して作業に優先順位を付けなければならない,というところまでは考えていたが,各付徴の集客効果をどう見極めるかというところまで思考が及んでおらず,この先の作業の進め方はまだぼんやりしていた。
それなりの休養と思考時間を取ったにもかかわらず,いまいち調子が戻り切らないとここ数日感じていたが,気付いてみればこれが原因だったようだ。先月下旬から色々なことがあり過ぎ,疲労の蓄積のせいかなどと思っていたため,昨日から半休にしていた。
何気なく,このごろ個人知識管理サービス市場についての情報収集をしていないなと思い少し話題を拾ってみたところ,Notion の流行にも一服感があり,やはりまだこの手のアプリ・サービスの用者には迷いがあると感じた。デライトは,その迷いを断てる明確で強力な根想を持つ唯一のサービスだ。問題はその伝え方だろう。
ここまで考えて,デライトならではの,デライトらしい付徴を優先させるという基準があることに気付いた。他所にもある付徴を取り揃えることは最終的に新生デライトが目指すところではあるが,その途上で収益目標達成を狙うのであれば,まずデライトの真価を見せなければならない。これで一気に優先順位が付けやすくなった。
集客といっても,デライトの限られた利素を考えれば,重要なのは“客層”だ。その意味で今のデライトは恵まれている。これをどこまで拡大していけるかが問題だ。その点でも,表面的な部分よりも深層的な部分でデライトを伝えられるようにしなくてはならない。
となれば,新生デライトの要件としてまとめた作業項目のうち,優先すべきは輪郭小窓とデラング整備ということになる。換配確認機能実装まで輪郭選り手整備を進めたらいったんデラング整備に戻る,ということまでは決めていたため,その後は出来るだけ早く輪郭小窓実装に着手,15日までの一段落を目指すことにした。その後はまたデラング整備に戻り,20日までにデラング文書整備を含めて一段落させることを目指す。
さらに,デライト開発における高速化・文書整備・機能整備はそれぞれ並列化・同時進行させることにした。高速化は握接量に対する相対的なものでどこで十分ということはなく,文書整備もデラング文書整備のように機能整備と交差させながら進めた方が効率的だ。
これで,柔軟性を残しつつ当面の作業見通しがだいぶ良くなり,デライト宣伝の挟み方も考えやすくなった。何より,「新生デライト開発途上での収益目標達成」が具体的に想像しやすくなったということが大きい。
昨日の体調に危険な兆候を感じたため,今日は半休にして少し利楽しながら過ごした。夕方頃に疲労の蓄積によるものと思われる症状が出始めた。よくあることだが,この手の勘は本当によく当たるようになった。
結局,上旬は実作業よりも頭の整理や今月分の雑務整理に多くの時間を割いた。ただ,整理の結果として5日以上を見込んでいた雑務処理の時間が0日〜2日程度に圧縮出来ているので,実作業時間もさほど減ったわけではない。加えて,然るべき休養も取れた。
結果的に作業時間よりも思考時間が増えたが,この10日間で,いかに早く新生デライトを完成させるかという意識から,新生デライト開発の過程でいかに早く収益目標達成を果すかという意識への転換があったため,一定の合理性はある。