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{ドワンゴ・自民党の最新炎上案件がマズすぎる K#F85E/8EB3}

ここのところ,私はドワンゴニコニコ動画の傾向についてしつこいぐらい批判していた。今日は,千葉市熊谷俊人市長のイベント後援について失政とさえ書き,ドワンゴ・ニコニコ動画に対しては「死に物狂いで駆逐する」とすら書いた。少々しつこいかと思ってはいたのだが,どうも事の成り行きによっては,足りないぐらいだったかもしれない。

現在,総務省経済産業省千葉県千葉市などが後援し,安倍晋三首相なども出演したドワンゴ主催のイベント「ニコニコ超会議3」にて,旧日本軍憲兵のコスプレをした一般参加者が,自由民主党ブースの党宣伝カーに乗ってパフォーマンスをしたという話題に火が付き始めている。事実であれば,政権与党である自民党はほぼこれを容認していたと考えられる。現在の世界情勢・国際関係を考えれば,明らかに軽率で,国際問題に発展してもおかしくない事態だ。過去の戦争問題における無神経さは悪というのが国際常識であって,「お遊び」で済まされる問題でもない。

党宣伝カーには大きく「日本を、取り戻す。」と書いてあり,コスプレは第二次世界大戦中の内閣総理大臣・東條英機に扮したものだという誤解まで広がっている。出回っている写真は非常に煽情的なもので,敬礼をした憲兵が「自民党公認」という襷をかけているように見える。まだ情報が錯綜している状況で,事実関係について正確なことは言えないが,反日勢力にとって格好なネタであることは間違いない。政治的立場に関わらず,起こさなくてもいい余計な問題を起こしたという意味では自民党の大失態といわざるえない。

同イベントでは,この問題以外にも公序良俗に反する問題が複数指摘されている。事が大きくなれば,主催者のドワンゴ,後援者となった国や自治体も責任を免れないことになる。