{希哲13年3月21日}{希哲13年3月21日のツイスト}{ツイスト}{言語劇場}{言語}(5)

{あれ K#F85E/5B28-D27F}

私が「全ては言語なのだ」と語るとき,ある人は「そんなわけはない」と反論するかもしれない。しかし,この時点でその反論者も「言語劇場」の舞台に上がってしまっていることになる。言語という虚構の中にあって,言語は真実らしく語られることを運命付けられている。これが言語というものが持つ本質的な演劇性だ。この考え方は,むしろ言語に対する諦観が無ければ成り立たないという意味で,言語的思考と非言語的思考の究極における調和でもある。