知機万象番号(ちきばんしょうばんごう,英訳:knower everything number → KEN)は,知機における汎用識別番号体系である。
日本語における略称は「知番」(ちばん)。英語における略称は「KEN」(ケン)で,「認識」や「視界」を指す英単語にもなる。旧称「情報機系番号」(じょうほうきけいばんごう,英訳:informer system number → ISN)。
あるいは「知機利素番号」(KRN: knower resource number)。
「貸し番号制」(かしばんごうせい)とは,宇田川の造用語である。いわゆる「総背番号制」に対置する。あるいは「宿り番号制」。
電話番号,マンションの部屋番号……等のように,貸し出される番号を個人が利用するという形の番号制度である。番号と個人の結びつきは緩やかで,番号の変更履歴情報を持たなければ過去の行動履歴の取得には限界があり,現在の番号から将来の番号を知ることもできない。
「入居番号制」などと呼んだこともある。
号室と名札。
「番無し」(ばんなし,英語:anumerus=アヌメルス)とは,デルンにおける匿名(正確には「無番」)の個人番号 #0-0000 の通称名である。「番号無し」の意。英語の「anumerus」は,「anonymous」(名無し)にかけた宇田川による(適当な)造語である。
他称は「番無し希士」(英語:Quester Anumerus/Qr. Anumerus)。