{希哲}{きち}{知論}{希系用語}(4)

{希知 K#F85E/279B}

「希知」(きち,まれしり,しらまほし)は,宇田川の造語である。

希哲の同義語であるが,「哲」よりも淡白な表現として学術的に用いる。主に動詞希知するとして,あるいはある種の複合語の一部希知者など)として。

「希知する」は「philosophein」への訳語で,「希知者」は「philosophos」への訳語である。カントは,「philosophie」という名詞が動性を表わせないとして,あえて「philosophieren」という動詞形を用いた。

「希哲」(きてつ,kitetu,kitetsu)は希哲館が2007年頃から活動やドメイン名に使用しているため,非公式ながら希哲館の略称に使われてしまう可能性があり,混用を避ける意図もある。