別名,八十年戦争。
カトリックのスペイン(スペイン・ハプスブルク家)支配下のネーデルラントでは,カルヴァン派などが浸透しており,異端審問など弾圧を受けた。北部7州がオラニエ公ヴィレム一世を先頭に反乱を起こす。
カトリック・プロテスタント間の宗教戦争でもある。
プロテスタントとして独立したオランダに対し,ベルギーはスペインの傘下に留まり,カトリック信仰を続けた。このことは現在でも宗教的多数派に反映されている。
経過(1568年〜1648年)
1579年,ユトレヒト同盟。北部七州が軍事同盟を結ぶ。
ホラント州を中心にネーデルラント連邦共和国が成立。オランダの通称はホラント州に由来する。南部ネーデルラントはスペイン傘下にとどまり、現ベルギーへとつながっていく。