museum-oriented programming,MOP
museum-oriented programming language
「技術の知的価値」とは,「ある技術が持つ知識上の価値」を指す宇田川の用語である。
一般に,ある物事を実現するのが容易な技術は知的価値が低い事が多い。それは,「誰でも使えるように」設計されているために,使い方に関する知識に希少性がないからである。
反対に,ある物事を実現するのに負担の大きい技術には,知的価値の高いものがある。これを利用して,例えば「古典的で複雑ながら安定した技術」を利用する費用を,その知識を情報として売る事によって相殺できる。
この考え方を応用した一つの試みが『復生機算大全(#F85E/A-ACE9)』である。