我々はなぜ,論組(プログラミング)言語を作るということが文法を作ることだと思い込んでいたのだろう。
論組(プログラミング)言語の設計をほぼ素人状態から始め,記憶管理だの排他制御だのの機構を独自に設計して,世界初のシンメディア(symmedia )として実装したデルンがキビキビ安定して動いているということがいまだに自分で信じられん……。
既存言語の語彙改良(μ 過程),文法改良(ν 過程),全言語の綜合(σ 過程)という三過程で論組(プログラミング)言語開発を進める手法を「STD」(synthetic three-stage development)と呼び,希哲社ではそれぞれに C++ を基礎にした Cμ,Cν,Dσ という言語をあてはめ,CnD(キャンディ,Cμ/Cν and Dσ)と総称した。