「ほんず」と読むと「もととなる図」あるいは「この図」という意味だが,混同を避けたければ「書体本図」と書けば良い。情報技術における「フォント」とは,おおむね「書体を表現した図形的デジタル データ」のことだから,意味もよく合っている。
この訳語を使って一般的な用語を訳してみると,「等幅本図」(等幅フォント)と「適幅本図」(プロポーショナル フォント),「点描本図」(ビットマップ フォント)と「輪郭本図」(アウトライン フォント)……等々となる。
私も本図には本当に強いこだわりがあるので,ゆくゆくは「希哲本図」を作りたい。