{翻訳}(1)

{再訳 K#F85E/ED79}

再訳(さいやく,英語:anatranslation)とは,「既に存在する訳を改めて採用した翻訳」を指す宇田川の造語・翻訳用語である。別案:保訳,復訳,同訳。

特に,議論があり解決をみていない訳語を採用した際,理論的な意図や自主性がある事を明示するために用いる。こうした訳語は「再訳語」という。

語史

英訳「anatranslation」も「戻る,再び,改めて」等の意味をもつギリシャ語系接頭辞「ana-」を使った宇田川による造語である。「retranslation」は「重訳」の意で使われる事が多いため,避けて考案した。