知識産業における富の源泉を油田になぞらえた語。しばらく漠然と使っていたが,希哲11年12月5日,希哲館事業の最重要財源を指す用語として定義。
希哲館経営において,基盤(プラットフォーム)を中心に据えること。
開発主義でもあり鳴体主義でもある。鳴体主義から開発主義を巻き込む形で発展。技術と情報が上手く相乗効果を生み出すようになり,これまで両者が意図せず主従・一方通行のような関係にあったことに気付く。開発で鳴体を牽引する開発主義でもなく,鳴体で開発を牽引する鳴体主義でもなく,「基盤」を中心におくことで両者が密接に寄与しあう関係を作れる。開発主義と鳴体主義の綜合という意味で,当初は「綜合主義」と名付ける案もあった。
月庭開発のための環境整備として希哲11年5月に始まった虎哲*ツバメの開発本格化で OS 開発の手応えを得たことにより,希哲11年6月19日から採用。
19日に決意した当時は,どちらかといえば既定路線の鳴体主義からの「転換」であり正気ではない冒険,「岐路」だと感じていた(Lunax の名称に表われている)。希哲館事業の黒字化に取り組んでいる最中で規定路線を変更し見通しを悪くしたくないという心理,あまつさえ OS 開発 という目先の利益とは対極にある選択への恐れから,決断にはかなり勇気を必要としたが,踏み切ってみると意外に合理的な選択であり,開発主義とも鳴体主義とも矛盾しない必然的な「発展」だと感じるようになった。
これにより,当初から基盤開発の重要性を訴えてきた希哲館が,経営方針として基盤開発に全力を尽くせるようになった。
偶然にも6月19日はミュージック(ミュージアムと同源)と読める。
最初「基盤主義」としていたが,希哲11年8月9日,プラットフォームの訳語として「盤本」を採用したことに伴い「盤本主義」へ。