『復生機算大全』(ふくせいきさんたいぜん,Corpus of Computing Renaissance,CCR)は,「機算」(コンピューティング)における基礎知識の体系化を計る描書である。『復生機算辞典』とともに「復生機算編」を構成する。主に宇田川浩行が編集を進めている。
基本方針は,枯れた FLOSS を利用して,系統立てて実践的な技術を学べるようにすることである。OS には Linux ディストリビューションの Slackware を教材向けに独自編集した Synicware を用いる。プログラミングでは,C/C++ を中心に実践的なアプリケーション開発を行えるように情報整備を進める。実践に軸を置きながら,幅広く技術と理論の紹介を行う。
「復生」と「機算」
「復生」と「機算」はともに宇田川独自の訳語である。
「ルネサンス」(renaissance)や「コンピューティング」(computing)の和訳実験でもある題は,『継生電算術大全』『復生電算術大全』『復生機算術大全』と順に変更を経て現在のものになっている。