『パフューム ある人殺しの物語』は,2006年の映画である。ベン・ウィショー主演。主人公の師匠はダスティン・ホフマンが演じている。
天才的な嗅覚を持ちながら,理想の香りを求めて狂っていく主人公の物語。
哲学的だが,結末はファンタジー。
歪んでいるのか真っ直ぐすぎるのか分からない主人公をウィショーが好演している。
『パフューム ある人殺しの物語』は,2006年の映画である。ベン・ウィショー主演。主人公の師匠はダスティン・ホフマンが演じている。
天才的な嗅覚を持ちながら,理想の香りを求めて狂っていく主人公の物語。
哲学的だが,結末はファンタジー。
歪んでいるのか真っ直ぐすぎるのか分からない主人公をウィショーが好演している。
『バルトの楽園』(─がくえん)は,2006年の日本映画である。「バルト」(独語:bart)は,ドイツ語で「ヒゲ」の意。
実在した板東俘虜収容所をテーマにした映画。劇中で使われるベートーベンの『交響曲第9番』は,カラヤン指揮のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団演奏。
物語自体は高尚なのだが,俳優陣は演技派というよりも個性派が目立ち,演出もぎこちないので芸術的な完成度を期待するよりも「教育ビデオ」のような感覚で見たほうが良いかもしれない。
個人的には意外と興味深い点があった。
中山忍が演じる村娘が素朴ながら美しい。また,國村隼のドイツ語が意外に流暢である。
特に印象に残ったのは三船敏郎の長男・三船史郎である。初見,誰だか分からず,妙に癖のある芝居をするなと思っていた。氏の演技をまともに見るのは初めてなのだが,上手いのか下手なのか分からない演技で異様な存在感を放つところなど,風貌こそ異なるものの三船敏郎の遺産を感じた。
『モンスター・ハウス』は,2006年のアメリカ映画。3DCG アニメーション。ロバート・ゼメキス,スティーヴン・スピルバーグらが製作総指揮。
キャラクターは不細工だが,似たようなアニメ作品と比べて表情や動作が映画的で,内容も王道のハリウッド スタイルなのは流石にゼメキスとスピルバーグの力か。
『プリズン・フリーク』(Let's Go to Prison)は,2006年公開のアメリカ映画である。コメディ。