キュレーション サービスへの印象

描主宇田川浩行#F85E
上描き希哲7年(2013年)
07月14日 16:57
下描き希哲7年(2013年)
07月14日 16:48
利承
ライセンス
希哲館普通利承(KULクール

NAVER まとめは,流行っている(いた?)ことは知りつつ,個人的にはあまり将来性を感じないサービスだった。

第一に,まとめ記事の質が低いこと。「情報をデザインする」という理念は素晴しいと思う。でも,「NAVER まとめなら楽に PV 稼げる」みたいな話で溢れかえっているところを見るに,サービス設計を間違えたのではないだろうか。

第二に,NAVER まとめに限らないが,この手の「キュレーション」をうたうサービスに共通する問題として「執筆環境がひどすぎる」こと。文章を書いたり,何かを表現する人間のことを考えているとはとても思えない文書構造と安っぽいチラシのようなデザイン。これで,良い記事を書けるような誠実さと感性をもった人が集まるだろうか。手っ取り早く注目を集めることしか考えていない人ならそんなことは気にしないだろうけれど。

SEO のためとかソーシャルとか言えば聞こえはいいが,結局,情報をごった煮にしてトラフィックを稼ぐことを何より優先しているからああいう設計になるのだと思う。それで簡単に「注目された」ように感じさせてくれるから流行るのだが,注目度というのは相対的なものなので,簡単に注目を集められるということは,それだけ視線が軽いということでもある。要するに,インフレ。

いま「キュレーション サービス」と呼ばれているものの多く,特に代表的なものに関しては,流行の話題を簡単に(適当に)まとめる,ぐらいの使い方しかされていない印象をもっている。そこから情報が育つわけでもない。ストックにみえてただのフロー。

私はもともとキュレーションの将来性には懐疑的で,自分では「ガーデニング」という構想に基づくシステム開発・サービス開発を行ってきたので,キュレーションの限界が露呈されつつあることは感慨深く傍観してきた。

ただ,傍観者である以上,偏見や誤解もあるはずなので,もっと正確な評価を行うために NAVER まとめは試しに使ってみようかと考えている。その上で,なぜキュレーションではなくガーデニングが必要なのか,ということをこのガーデニング メディアでマトメてみよう。

出力論組プログラム虎哲*イチ 1.1号
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