「虎哲」(こてつ,英名:Kotetsu)は,希哲社が開発しているメタウェア(ソフトウェア,ハードウェアを包括する)の名称である。
広義においては虎哲真名版と虎哲仮名版の総称であり,狭義においては真名版のみを指す。
歴史
元の名称は「Dialektix」(ディアレクティクス)であった。2007年頃,希哲館の創立に伴い「希哲」を連想できる名称として「虎哲」に改めた。
「虎哲」(こてつ,英名:Kotetsu)は,希哲社が開発しているメタウェア(ソフトウェア,ハードウェアを包括する)の名称である。
広義においては虎哲真名版と虎哲仮名版の総称であり,狭義においては真名版のみを指す。
元の名称は「Dialektix」(ディアレクティクス)であった。2007年頃,希哲館の創立に伴い「希哲」を連想できる名称として「虎哲」に改めた。
定休日のため無理をしない程度に作業をしようと思っていたが,一日,思いのほかぼーっと過ごせた。最近,休むに休めないことが問題だったので,少し安心した。久しぶりにぶらぶらサイクリングも出来た。
脳爆発に整理をつける糸口が掴めたことでだいぶ気が楽になったようだ。
第四次黄金状態では脳爆発に抗わず,むしろ促進してしまった方が良い,と考えてからしばらくは上手く行っていたが,こう脳爆発が続くと,噴煙で視界が悪くなるように頭の整理が出来なくなってくる。
これが心理的負担だったようで,最近,生活習慣は乱れがちで,心身の調子も概ね良好ではあるものの黄金状態というほど冴えてもいない,という微妙な状態が続いていた。
大輪郭整備を経て脳爆発が完全に利用出来るようになれば,今度こそ本当に第四次黄金状態を物にしたと言えるだろう。
ウクライナ侵攻についても,初めてまともに考えることが出来た。侵攻が始まった2月24日は,ちょうど新しい脳爆発の連鎖が起き始めた日で,まともに考える余裕が無かった。
20代のころロシア史を熱心に勉強して,『ラドガに到着したリューリクと兄弟達』を希哲館素材絵画にしたり,虎哲と並ぶ新交通機関構想にリューリクをもじった「竜力」という名前を付けたりしていた私にとって,運命を感じる事件ではあった。
そして,あの英米政治危機から顕在化した自由民主主義の脆弱さが招いた結果だ。私に出来ることは,知識産業革命を成し遂げ,希哲民主主義を確立し,独裁者に付け入る隙を与えない,強い自由民主主義を作り上げることしかない。私にしか出来ないことでもある。
ジパング計画にもいよいよ猶予が無くなってきたが,もう麻痺しているのか,不思議と重圧感は無かった。
昨日のスマートフォン出与え移行作業でアカウント整理の必要を感じたため,虎哲のアカウント管理機能整備に着手した。
将来的には自我認証と連動させることを視野に,まずは暗証語管理用の駒手整備から始める。
5時前起床に向けての生活律動矯正も早めたい。健康と早朝出振るいのためというのもあるが,最近はネット環境が動機に加わっている。
最近導入した家庭用路定機(UQ WiMAX ギガ放題プラス,Speed Wi-Fi HOME 5G L11)は,他社に比べて契約住所縛りが無いことが決め手だったが,その代わり速度制限が多少厳しい。直近3日間で15GBを越えると,その翌日18時頃から26時頃まで概ね1Mbpsまでの速度制限がかかる。つまり,理想的な定時執務が出来る生活になれば,この速度制限を上手く回避することが出来る。
今は通信に若干の不安定感があるものの,自宅もそろそろ au の 5G 圏内に入りそうでもあり,このまま通信品質が改善していってくれれば以前の光回線と比べても遜色ない水準になるだろう。そのうち速度制限が緩和される可能性もある。
最初は一時凌ぎのつもりだったが,実質的に速度制限無し,契約住所縛り無し,将来性も含めて十分に高速,路定機だけで完結するネット環境だと考えると,むしろ理想的かもしれないと思えてきた。
22時40分頃,強い地震があった。家では物が倒れるほどではなかった。今年に入ってからも何度か強い揺れを感じる地震があったが,どれも震源地が遠かったので,震源地付近の被害を心配してしまう強さだった。
震源地が千葉県北西部と聞いてその点は安心したが,大地震が近付いてきているような不吉さも感じた。
首都直下地震の可能性は常に頭の片隅に置いていたが,具体的な対策まで考える余裕が無かった。金風とこの地震を機に,地震対策含め災害対策を少しずつでも進めていきたい。
一昨日の一日一文で私の変わった“金銭欲”ついて少し触れたが,これが実は希哲館事業の核心に近い要素かもしれない。
希哲館事業にはもともと,“資本主義と共産主義の綜合”という目標が含まれている。その新しい経済思想を「相通主義」と呼んでいた。この名前も最後に見直したのがだいぶ前なので,もう少し良い名前がある気もするが,しばらく仮称としておこう。
相通主義というのは,資本主義の流儀に則って共産主義の理想を(本来の共産主義とは別の形で)実現してしまおうという考え方だ。その鍵になるのが「相通化技術」と呼ぶ技術で,情報技術と交通技術に大別される。希哲館事業では,その情報技術を「虎哲」,交通技術を「竜力」と呼び,開発計画を「竜虎計画」と呼んでいた。
その虎哲の核心となるのが輪郭法で,デルン,デライトとなっていく。こう階層的に整理してみると,希哲館事業構想がいかに巨大か分かる。「人類史上最大の事業構想」というのも伊達ではない。事業の全体像を簡単に説明しておこうと思うだけで,本題について忘れそうになる。
そんな希哲館事業で私がやりたいことは,簡単に言ってしまえば,“世界史上最大の企業”を作って雇用を万人に開放することだ。これを「基礎雇用保障」(BW)と呼んでいる。「基礎所得保障」(BI)の代替策だ。
BI は昔から考えられてきたことだが,小規模な実験以外で実現の見通しは立っていない。いくつかの理由で,一定規模以上の国家で実現することは困難と私は見ている。
BI は社会の構成員に大きな考え方の転換を迫る。それも,持続的でなければ意味がない。やってみたが,やっぱり戻そう,という動きも当然考えておかなければならない。その割に,哲学的な弱さがある。利点とされていることも大半は希望的観測でしかない。
それに対し,BW は思想転換も政治的合意も必要としないという大きな利点を持つ。その代わり,万人に雇用を提供出来る企業を創り出さなければならない。
私はよく GAFAM を意識したようなことを語っているが,実際,この構想は GAFAM を大きく越えるような企業でなければ実現出来ない。しかし,それは不可能なことではない。
知識産業はこれまで考えられなかったような格差を生み出す。企業間も例外ではない。ついこの間まで,GAFAM の株価が東証一部上場企業全体を上回り,米国政府と対立することなど考えられなかった。その GAFAM 全体を一社で上回る企業が出てこないとも言えない。
究極の格差を制することで世界に平等をもたらす。この BW という考え方は,世界史上最大の富を生み出そうという意欲と,人並の収入があれば満足に暮らしていけるという価値観を両立させた人間にしか生み出せないものだと思う。
日本の情技業界を騒がせている業務素交流出事件に思うところあり,希哲館でも原則として素交を公開していく「素交公開原則」の採用を本格的に検討し始めた。
昨年の今頃もそんなことをぼんやりと考えていたが,特にこの頃,描出公開原則の成功に確信が持てるようになったり,政治参加方針の公開が考えられるようになったり,「隠すべきものを持たない強み」を実感することが多くなっていた。となれば,素交公開も自然の流れだろう。
もともと虎哲関係の素交は独自性が強過ぎ,動作環境も備立方法も特殊,文書や込め言には独自用語と希哲館訳語が満載という状態であり,盗んだところでまともに運用するのは不可能だ。これを「自然難読性」と呼び,ある種の強みと考えていた。
第一には,私自身の完璧主義的な性格であり,見せる必要もないところで不完全なものを晒したくなかった。
次に,希哲館事業収益化の不可能に近い困難さがあった。万が一にもなさそうだった成功の可能性を探る上で,万が一でもその障害になりそうな要素は排除しなくてはならなかった。手札は一つでも多い方が良かった。
これについては,デライト収益化が実現してしまえば無用の心配になる。
もう一つ,技術的な問題もある。昔から,デルンを基礎にした版存管理司組を構想してきたこともあり,素交公開するなら独自の基盤でと考えていた。無論,そんなものを開発する時間は無かった。
色々な意味で余裕が必要になるので,いずれにせよデライト収益化後に決断することになるだろう。
素交公開原則の利点はいくつも考えられる。献典としては死蔵してきた希哲館技術体系の宣伝,デライトも含めた希哲館事業全体の透明性・信頼性の向上,機密保持に関する費用削減とリスク低減,そして最も大きいのは開発者コミュニティを作れることだろう。
「KitHub」というのは一昨年思いついたことだが,それこそ GitHub のように成長すればそれだけで希哲館事業の強力な武器になる。
この日は久しぶりに希哲館のマスコット構想「きっとん」を思い出し,具体的なイメージを練ったりもした。これがのらくろに似ていることに気付いたのは収穫だった。