希哲13年3月30日,/_kn/sh
から柔軟性を高めた改良始判として移行。
根台録直下よりも置きやすいため,疎輪結を介して kn/
の引装先に自由度を持たせられる。/opt/kn/run/sh
でないのは将来的な台録構造の変化に対応出来るように最短化しているため。
希哲11年6月16日,放置していた lib/(/kn/lib/)から名称変更。知機関連のライブラリ群を統合的に格納するミュージアム。
これまでは,/usr/ か /usr/local/ の lib(64)/ 以下にミュージアム用のライブラリを何らかの統一的な接頭辞(案:libmus,libCu,libkn,libkt,libkt_std,libxtd 等々)を付けて格納することを考えていた。
/kn/lib/ はその考え方を引きずったまま /kn/ 以下での管理をしようとした中途半端な痕跡だが,最近になって(SLFS 開発で概念整理が進んだこともあり)/kn/ ディレクトリの役割が明確化し,全ての知機関連ファイルを厳密に /kn/ 以下に置き独立性を高める方針が定まったことで,ミュージアム用のライブラリ群を mus/ 以下に置くという表現も自然に考えられるようになった(希哲11年6月15日)。
ただし,これまでの「ミュージアム」は,厳密に体系化されたライブラリ群という概念だったため,この変更によって多少ミュージアムの概念が変わる(拡張される)可能性はある。mus/ を汎用的なライブラリ参照ディレクトリとして使うなら,Cμ ライブラリ以外の補助的なライブラリも置けた方が良い。また,用者が独自に開発したライブラリをどこに置くのかという問題もある。
こうした問題を解決する案として mus/ のパスを /kn/lib/mus/ とし,各用者は ~/kn/lib/ に固有のライブラリを置けるようにすれば整合的ではあるが,問題は冗長化してまでする必要があるかどうか。/kn/mus/ にしたいのは,lib という接頭辞との組合せで無駄が無いからというのも大きい。とはいえ /kn/lib/ と /kn/mus/ を併置するのもまとまりが無い。
あるいは接頭辞の方を mus にしてしまう。ld の -l 応変子は -l:[ファイル名] でファイル名を直接検索出来るのでこれを利用する手もある。ただし,拡張子も付けなくてはならず簡略的ではない(シンボリック リンクで誤魔化すのも美しくない)。lib/mus/ にするくらいなら,いっそのこと libmus で妥協するか。この場合,Cμ の xtd 記法や libxtd との整合性も考える必要がある。
/kn/mus/libxtd.so なら,知機・ミュージアム・ライブラリ・拡張標準の関係を適切に表現出来ている。これを暫定案としてしばらく検討を続ける。
希哲11年6月17日,試験的に libxtd の引装先を /_kn/mus/ へ変更,ld.so.conf にも追加。
知機ルート(knower root)
希哲11年6月14日,メタシステムとして表記の一貫性を保つため /_kn/ に変更する方針を決定。SLFS 試作版3号 で kit/ を _kit/ に変更する予定のため,これに合わせるか。