虎哲*ツバメの開発本格化,そして死地へ

描主宇田川浩行#F85E
上描き希哲11年(2017年)
05月26日 22:49
下描き希哲11年(2017年)
05月26日 22:44
利承
ライセンス
希哲館普通利承(KULクール

この5月を通して,私は虎哲*ツバメを構成する SLFS(Synical Linux From Scratch)開発に没頭している。

現在の希哲社最大の開発目標は,「知機(knower)の実装」であり,その実装の名を「虎哲」という。知機は,その名の通り,人間の知的能力を飛躍的に向上させるという目的のため,勘機(computer)の雑多な構成要素を整理統合した機械だ。知機は将来的に希哲館標準化し,希哲社は参考実装として虎哲を開発する。

虎哲の開発は,「仮名(かな)版」という要素技術ごとに分割されたプロジェクトで進められている。5年前,全く新しいコンテンツ管理システム(CMS)の「イチ」開発に成功し,それを活用して膨大な知識を整理・発信出来るようになったが,Linux 出来採りとして OS の仮実装を目指す「ツバメ」はそれに続く主要な仮名版となる。

ツバメでは中間成果物として,Slackware を参考にした Synicware という標準志向の Linux 出来採りを作る。これを素材に独自の想物ソフト)を加えていくわけだが,その Synicware を作るため Linux From Scratch(LFS)を参考に一から Linux 環境を構築する手順も開発している。これを SLFS といい,今はこれの開発に集中している。

こうしてみると気の遠くなるような開発計画だが,虎哲全体を構成する技術アイデアはほぼ出尽くしているため,あとはひたすら整理と調整の繰り返しだ。ツバメの開発を進めるということは,これまで生み出してきた数多くの要素技術やアイデアを一つにまとめ上げていくことになる。つまり,本格的にプラットフォーマーとしての勝負に出ることになる。やる以上は当然,AlphabetGoogle),AppleMicrosoft といった世界最大級の企業群が類張り(ライバル)だ。

構想力で負ける気は全くしないのだが,企業規模でいえば希哲社ゾウの群れに対するノミにも遠く及ばない。仮に,この大冒険に成功し,希哲社を世界最大の企業に成長させることが出来たとしても,希哲館事業全体の進捗はやっと三分の一ほどだ。死地に赴くようなものだが,目的がここまで遠いと躊躇してる暇もない。

出力論組プログラム虎哲*イチ 1.1号
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