知番付け識別子が実用水準に入り,世界に先駆けて意味付け論組の実証実験が始まることになってしまった。
連日の,脳の暴走とでもいうべき閃きが来るところまで来たという感じがする。生活もまた乱れはじめ,「発明疲れ」になりつつある。今日はあえて早めに床に就いて気を落ち着けることにした。
_kn knm を簡単に実装。やっていることは _kn get-vio-nm と同じことだが,隠しの実装に見直しが必要なため,取得部分だけを抜き出した。sss.kitetu.com でもデルン内部の隠しが効いているため思ったより速度的な問題はない。
これを利用し,knu-kno.el で知名の同期機構を実装。
表示(shw)と省略(omt)の切り替えに加えて,完全な非表示(hid)模動も加えることにした。
単純に知番だけを書くと知名と込め言の表記に置換する機能を実装した。
ここで実戦投入を決断。若干挙動に怪しいところはあるが,実用しながら修正していくことにした。簡単なスクリーンショットも撮り,ツイストで流しておいた。今日から世界初の意味付け論組の実証実験が始まることになる。
知名に函数の知符 () や名称空間の表記が入った場合どうするか少し悩んだが,原則任意として表示上は切り捨て,存在した場合は補助(瀕答)的な情報として利用する方針で考える。例えば,() が付いていれば函数として,名称空間が付いていれば名称空間として補完が効くようにすることなどが考えられる。
_kn knm の隠し機構については,知番譜類と同じ階層に .knm 拡張子でも付けて保存しておくことも考えた。意図的に更新された場合はタイムスタンプで判別出来るため,これなら直接編集も可能になる。別の場所にまとめるよりかえって分かりやすく効率的かもしれない。見た目に邪魔なら隠れ譜類にしておけばいい。
一日のまとめをしようとしている時,ついに A-4686 の下位知番が枯渇した。あまりやりたくなかったが,直書きで凌いでいた cre_kno_stt_knt2() を再利用して手動追加することにした。uuidgen で最初に出た先頭の4桁である 5B28 を採用して書き換え,実行。問題無く追加出来た。たまに気にしていたことではあったので,結果として当面の心配は無くなった。
希哲13年3月17日の開発で新しい手法を思い付き,「知番識別子」(knumbered identifier)と呼び始めた。しかしよく考えると,以前考えていた「識別子そのものを知番化する構想」と紛らわしい(知番譜類などもこの意味で使っている)ため,19日,「知番付け識別子」に改称した。