持て余しているというと語弊があるが,私はデルンという技術を考案してからというもの,その可能性のあまりの大きさに惑わされてきた。ちょっとした発明なら,売ってしまえばいい。しかし,そんな小さい可能性ではない。大袈裟ではなく,「現代」という時代を変えてしまえる可能性を秘めている。この技術が,希哲館事業という無茶苦茶な冒険に私を駆り立てた。
デルンをどこまで分かりやすく表現出来るか,いろいろ考えている。「立体的アウトライナー」とか「頭脳仮想化技術」とかいろいろ表現はしてきているが……もうちょっと非技術者向けの獲句(キャッチコピー)が欲しいところ。