{バイト・アル・ヒクマ K#F85E/3DC7}宇田川浩行 Bayt al-Hikma。翻訳所・図書館。「知恵の館」と訳される。 バイトは家, 館 (例: Ahl al-Bayt)。 830年,バグダードに設立された。 ギリシャ語文献のアラビア語翻訳活動を行った。 ビザンツ帝国に使節団をおくった。 (3){イスラム希哲館}{バイト・アル・ヒクマの設立}{アル=フワーリズミー}
{アル=フワーリズミー K#F85E/577A}宇田川浩行 アルクワリズミ,アルフワリズミ。780年頃〜850年頃。 アッバース朝時代の首都バグダードのバイト・アル・ヒクマでバグダード学派に属した。 アラビア語による初めて本格的な数学書を著す。アルゴリズムは彼の名前から,アルジェブラは彼の著書に語源をもっている。 10進位取り記法を説明した著書はラテン語に翻訳された。また,彼の著書は記号を使用せず,言葉だけで説明していることも特徴である。 (1){『イルム・アルジャブル・ワル・ムカバラ』}