昨日18日,『月庭』の描出数が15万輪を突破した。14万輪を突破したのが先月21日なので,約1ヶ月で1万輪の平進〈ペース〉だ。当座の目標とする100万輪まで残り約85万輪となった。
理論上,現在のデルンでは1人1日あたり1万輪の描出は十分可能なため,私が全力で描出を進めれば85日間で100万輪の達成も不可能ではない。しかし,現実的には私も全ての時間が使えるわけではない。このまま1ヶ月あたり1万輪の平進だと,あと85ヶ月,つまり約7年必要なことになる。Wikipedia の日本語版が100万記事達成までに15年ほどかかっていることを考えると,それでも遅すぎるということはないのだが,やはり今年中の達成を目指したい。個人の描出能力は限界に達しつつあるので,手っ取り早いのは落描きの実装や会員拡大ということになる。
面白いのは,デルンにもいわば「描出逓減」とでもいうべき収穫逓減のような現象があることだ。つまり,描けば描くほど新規描出は少なくなり構図調整が多くなってくる。これは蓄積型の情報媒体にとっては好ましい性質で,より少ない情報からより高度な情報を産み出せるということを意味する。情報の量を質に換えることには成功しているようだ。それを考えると,100万輪というのは見かけの数字以上に大きな目標と言えるのかもしれない。