{〜説}{『野馬台詩』}{終末論}{皇統}{天皇}{素描}(6)

{百王説 K#F85E/0970}

『野馬台詩』に由来する終末論の一種。

皇統は100代目の天皇で滅びると考えられた。平安時代後期から室町時代にかけての,天皇の地位が非常に不安定であった時代に流行した。これは当時の理解ではおよそ南北朝時代にあたる。

ちなみに,皇統の継続性が疑われている継体天皇から数えて100代目は125代天皇,つまり今上天皇にあたる。

足利義満が興味を示したという。